Company
2000年に障害者の地域自立をすすめるための制度・事業の受け皿として、NPO法人を設立しました。私たちは、法人設立前から、重度脳性マヒ者などのグループ(大阪青い芝の会)と支援者が中心となり、南部障害者解放センターとして、どんな重度の障害者も地域で自分らしく、あたりまえに生きることをすすめてきました。
「自分で何もできない」という偏見、教育や労働からも排除される社会構造、地域で暮らすための制度的な不備などにより、多くの障害者は自分で暮らすことも、社会参加をすることも諦めさせられています。
しかし、自分ではできないことでも、制度を活用し、必要な支援を受ければ、自分の意志で暮らすことも、社会参加をすることもできます。私たちのいう自立生活とは、何でも自分でする生活ではなく、様々なサポートをうけ、自分の生活をつくりだすことです。
今は家族と暮らしている人や入所施設や病院で暮らしている人、これから、地域にでて、自分らしく自立した暮らしをしていくことを目指すこと。年齢を重ね、障害が重くなってきても、ずっと地域で自分らしく自立した暮らしをつづけられること。それらをすすめることが、私たちの法人理念です。
私たちは、障害者が地域で暮らす制度もなく、全くの手弁当でグループホームをつくり、介護者もボランティアとして関わっていました。現在は、グループホームの制度や、ヘルパーや移動支援の制度ができ、少しずつではありますが、すすんできました。しかし、障害者が地域で自立した生活をすることや、社会参加をするには、決して十分とはいえません。
そういった中でも、障害者が地域の中、街の中で暮らし、社会参加することによって、周囲の人たちの意識や街の構造(移動しやすい公共交通機関など)、そして、公的な制度面に影響や変化をもたらしていることも事実です。その一つ一つの積み重ねが、障害者が暮らしやすい地域社会につながっていくことだとおもいます。
これからも「障害者が地域であたりまえに生きる」ことを目指し、すすめていきます。ご支援、ご協力をお願いいたします。
特定非営利活動法人
自立生活センターマイロード
理事長
野村 博